ブリ大根
今日のお昼の賄い、ブリ大根、
ブリ大根はアラを使う、
アラは捨ててしまうのは惜しい、かといって儲かるものでもない、
店としてはそんなにありがたくない部分?
でも、アラを買って下さるお客さんをみると、
「この人、魚のことを一番よく知ってるかも、きっと手間暇かけて料理するんやろなぁ~、ものを大切にする人なんやろなぁ~」っと、そんなことを思ってしまう。
一方「アラは捨てといて~」そういわれるお客さんも多い、
もちろんそれはそれで構わない、
子どもたちが生きてる魚を見て、
「わ~~生きてる、凄い!」
っと、その様子をスマホで録るだけの親御さん、
大切なのはその先にあるもの、
生きてる、つまり殺生してるってこと、
だから美味しく食べてあげないと魚も報われない、
その魚の本当の魅力(価値)を教えてあげないと、
水族館なら見るだけでいい、
でも、我々の仕事はそうはいかない、食べてもらわないと、
笑顔で食べてもらえるとさらに良い!