まっちゃんのお魚談義~イカナゴ~
おかんが嫁いできた頃はイカナゴ=釜揚げだったそう、
生売りが一般的になったのはずいぶん後になったからだと、それまでは養殖ハマチのエサ?
塩屋のとある魚屋さん、
ある日、何かが降りてきたきたのだろうか、生のイカナゴをくぎ煮用として実演販売をしながら売ってみたところ、これがなんと大ヒット!
それを見ていた垂水の魚屋がすぐさま?真似をし、やがてそのその流れは魚の棚さらにはスーパーへ、
兵庫を代表する名産品に成長していった、
阪神大震災、
沢山のボランティアさんが神戸に訪れ、その時のお礼にとくぎ煮を送ったところとても喜ばれた、
そこから春を告げるメッセンジャーとしてもイカナゴは欠かせない物になっいったそう、
このあたりではイカナゴが上手く炊けて初めて地元民、うちの嫁として受け入れてもらえる?(笑)
近年の激減、誰が想像したことか、
ただ美味しいというだけではない、
イカナゴが送られてくるその先で、
あ~明石に春がやって来たんだなぁ~
皆、どうしてるのかなぁ~
そういう心温まる魚である気がする、
漁業規制は必要、また、多少高くはなるが、それでも買って下さる人がいなければ獲りに行く人もいなくなる、
漁師、魚屋、お客様、お互いが理解しあい、この魚、いやこの風習(もはや文化?)を次の世代に繋げたい、
播磨の財産かと、