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吊りばかり

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↑は昭和の松庄。

おいらの親父が手をかけているのは、今ではすっかり姿を消してしまった吊りばかり。

かつて魚屋のはかりといえば、これが定番。

床に置かないので邪魔にならない上に海水が本体に入る心配もない。

かつては「はかり売り」というのが一般的だった。

値段はグラム表示、g〇〇円これだけ。

その場で計ってもらい、「端数はまけとくよっ」て感じで、かなりアバウト。

そこには、お客さんの魚に対する知識の深さもあった気がする。

さらに、親父の頃は殆どの魚は丸ごと売りさばいていたというか、売りさばけたそうだ。

お客さんが家で捌くというのが基本、なんとも羨ましい。

「亭主は外で働き女房は家を守る」そんな時代背景もあったのだろうか。

当時の「料理はしない、しかも内容量も多い」

これって今なら敬遠されるだろうが、実はこれこそがより新鮮なものをより安く販売できる最大の仕組みだった気がする。

時は移り変わり・・

店頭の吊ばかりは姿を消し、今や防水型卓上ばかりが定番に↓

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海水にも強いし、水洗いもできるので衛生的。

価格はグラム表示から1匹〇〇円、或いは1盛〇〇円に・・

魚は店内で計ってから店頭に並べる。

そして、劇的に変わったのは、

「料理なし」から「料理します」、いや、「させて頂きます」へ。

女性の社会進出も進み、おのず料理にかける時間、手間暇は負担となる。

スーパーでは生鮮を押しのけ、今やお総菜コーナーが花形にという噂も・・

時代とともに魚屋のスタイルも変わってきた。

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