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アンチ?土用丑

何故、土用丑に鰻を食べるのか?

「土用丑に鰻を食べる」という風習は、江戸時代、平賀源内といお偉いお方が、とある鰻屋の親父に、

「夏の鰻は痩せていて売れ難い、なにか良いアイデアはないものだろうか」

っと相談をされたところ、

「本日土用丑の日」という貼り紙を店に貼っておけば!

っと、今でいうキャッチコピーを提案したところ、これが大当たり、

他の鰻屋も真似るようになり、今日に至っているというのは有名な話。

本来、「う」のつくもだから、"鰻"ではなく"うどん"でもいいのだが、

夏の暑い時期、夏バテ防止というところから栄養価の高い鰻がうまくはまったのかもしれない。

夏バテ予防というのであれば、タウリンが豊富なタコ、生命力強いハモ、

どちらも鰻とは違い、夏が旬とされている。

ところで、店頭の貼り紙、

「本日土用丑の日」ではなく、「本日土用丑の日 平賀源内」

っと、平賀源内が強調されていたのではないかという気がする。

「本日土用丑の日」だけで庶民が反応したというのは考えにくい。

これは現在のマーケティングでいうイメージ戦略のなのかもしれない。

おせち料理の様な日本の文化伝統とは異なり、むしろバレンタインデーがこれに近いのでは。

鰻のことなら、源内より鰻屋の親父の方が詳しいはず、

源内のキャッチコピー・タレント性?と鰻が上手くコラボされた。

まさに平賀源内という人物の社会的評価と、その知名度を上手く利用した鰻屋の親父の勝利である。

この土用丑が魚屋の親父にとってありがたいのは、

鰻が売れるというだけではなく、魅力的なのは単価の高さにある。

おいら、スーパーにいた頃、年末に次いで売上があったのが土用丑。

鰻を担当していた時のこと...............

(ただ、かれこれ20年以上も前のことなので、今の事情は知りません)

普段は生の鰻を素焼きしてからタレを何度もぬって焼いていく。

これがなかなか手間暇のかかる仕事。

土用丑の日は売れ数が普段の十倍以上にもなるので、そんなことをしていたらとても追いつかない。

そこで、登場したのが素焼きされた冷凍物、これを使うことでかなり手間が省けた。

さらには、冷凍でもタレをつけて焼いてあるものまで登場した。

店内で温めるだけ(^_^;)

もちろん売価は同じ、

それでも飛ぶように売れた。

新入りのおいらは、内心では不思議というか、理不尽にすら感じたが、

言われるがままに、ひたすらに鰻を焼いていた/笑

もちろん、他の店のことまでわかりません、普段と同じ物を販売するために徹夜で焼いてる店もあったのでしょう。

で、土用丑、鰻以外の魚はというと...................

もちろん?売れない!

というか、正確には売らない!

当然、魚の相場は下がりがち。

お客さんにとっては、鰻以外の魚はお買い得デーとなることが多々あった。

おいら自らの体験からか、

「なにも土用丑に鰻を食べなくても」

「土用丑は鰻以外の魚を買うのが絶対正解!」

と毎年そう感じている。

ただ、多くの鰻屋さん&魚屋さんにとっては土用丑は勝負日、それを否定するつもりはまったくありません。

あくまで、鰻を販売しない魚屋のひがみ、ねたみと思って、軽く聞き流しておいて下さい/笑

最後に

当店は土用丑の日も、

通常どおり、明石前物勝負です!

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